お小遣い稼ぎ目的のハンドメイドにハマり、リボ払いや消費者金融で借金！旦那に打ち明けるも返済協力してもらえず、弁護士さんに相談して解決できた体験談。【30代/120万円】

新卒から勤めていた職場を妊娠を機に辞職し、時間に余裕もできた私が夢中になっていたのが「ハンドメイド」でした。

ちょうど「PUI PUI モルカー」が話題になっていた頃、友人が、羊毛フェルトでモルカーを作っていたのをインスタで見ました。

私も暇つぶしに始めてみようかってことで、簡単なキットを購入して、始めたら思いの外楽しくなってしまい、ハンドメイドでのぬいぐるみ作りにのめり込みました。

楽しかったのはもちろん、作ったものをベースやメルカリに出品したりして、お小遣い稼ぎができるかも！と、いう下心がありました。

オカダヤ・ユザワヤなどの手芸用品専門店で、材料を集めたり、海外の通販でめずらしいパーツを買ったり、この頃にはアクセサリー作りにも手を出してました。

いつか「売れるから、原価を回収できるはず！」とリボ払い・時には消費者金融も利用し、自分に投資していました。

私は妊娠がわかった頃くらいから、職場でじわじわとマタハラを受けるようになったんです。

まずは直属の上司から始まり、だんだん同僚にも嫌味を言われたり、私の担当ではない仕事を押し付けられるようになりました。

仲の良かった同僚数名は私をかばってくれたりもしましたが、効果もなく…。

出産後も仕事は続けるつもりでいたけど、妊娠中にもこんな様子では先が思いやられると思い、辞職。

「会社を辞めても、1人で稼げる」って証明したくて、意地になっていたのかもしれないです。

実際、現実は甘くはなく、3ヶ月に一度売れたらいいくらいで、簡単にハンドメイド商品が売れることはありませんでした。

そういったことに気づき始めた頃、月に3万円弱、自分の貯金から返済することが難しくなっていきました。

返済が難しくなってきて、旦那には勇気を出して打ち明けましたが、「返済に協力するつもりはない」と言われてしまいました。

私は両親と仲が悪かったんで、相談できるはずもなく、仕方なく法テラスに連絡しましたが、無料相談までの対応に時間がかかりイライラしてしまって、並行して自分で調べた弁護士事務所に連絡して、減額手続きをしてもらうことにしました。

弁護士さんに相談した後に、必要書類である身分証明書と印鑑、そして当時使用していたクレジットカードやキャッシュカードを持っていくだけでほぼ私のやることは終わりって感じでした。

もっと時間と手間がかかるかと思っていたので意外でしたね。

手数料はかかりましたが、リボの高い金利からは解放され、なんとか今は返済ができています。

何事もそれなりのリスクを伴っていて、そのための保険を用意しておくのってすごく大事なんだって思いました。

法テラスと並行して、弁護士事務所にも連絡をとっておいて良かった。

法テラスは費用が少なく済むのが魅力だけど、対応が遅いこともあるってネットに書いてあって。

私が利用した弁護士事務所はその逆だったかな。少し手数料がかかっても、不安からあっという間に解放されて、本当にお願いして良かったって思いました。